IG証券にはCFD口座があり、通貨以外にも商品先物、株価指数、債券先物、日本および海外22か国の株式等、幅広い銘柄を取引できます。
くわえて、IGチャートやPro Realチャートのトレードツールが用意されており、取引がしやすいのも特徴です。
しかし、CFD口座はFX口座の通貨ペアのようにスプレッドが広いものもあり、IG証券の提供するCFDのスプレッドは他社よりも広めのものもあります。
具体例を挙げると株価指数の日経平均は7pipsから30pips、ウォール街株価指数は1.6pipsから5.8pipsで、商品先物ではWTI原油先物が6.0pipsです。
このため、IG証券に口座開設する際は、スプレッドの広さに注目をして検討しましょう。スプレッドはトレードをする際の手数料です。売買をするたびにスプレッドは価格にプラスされるます。
1回の取引に発生するスプレッドは微々たるものとは言うものの、積み重なるとかなりの金額になります。
また、株式CFDを注文する際には、約定のたびに手数料も必要になります。
さらに、CFD商品には円建てではなく、ドル建てになるものもあるので取引の際は注意が必要です。
IG証券と他の業者のスプレッドを比較
IG証券は取り扱うCFD銘柄が多くさまざまな商品を取引できますが、他社と比較するとスプレッドは広いものもあり狭いものもあります。
では実際にどの程度の差があるのか、日本で人気のあるCFDを取り扱うGMO証券とDMM証券と比較をしてみます。
GMO証券は、日経平均が2.0、WTI原油先物が3.0、ゴールドは0.3です。
DMM証券は、日経平均が7.0、WTI原油先物が3.9、ゴールドが1.2になります。
IG証券は、日経平均が7.0、WTI原油先物が6.0、ゴールドが0.3です。
日本で取引する方の多い、日経平均、WTI原油、ゴールドを比べましたが、日経平均と原油はIG証券で取引するうま味はあまりないと言えます。
GMO証券と比較すると日経平均は2倍以上、WTI原油は2倍以上の開きがあります。
しかし、ゴールドはIG証券でトレードをする価値は十分あると言えるでしょう。ゴールドならIG証券はGMO証券と同じスプレッド、DMM証券の4分の1です。
IG証券に口座開設してCFD取引を始めようと考えている方は、自分のトレードしたい商品と他社のスプレッドを比較してすることをおすすめします。